ジメジメした日が続きますね。蒸し暑い空気の中にも、雨上がりの葉っぱが輝いていたり、軒先のアジサイがそっと揺れていたり。そんな、ふと風が気持ちよく通り抜けていくような瞬間があるものです。梅雨が明ければ夏本番。季節の節目を感じるたびに、さあ、もうひと踏ん張り!と気持ちを新たに引き締めます。
先日、そんな忙しい合間にほっとさせてくれる出来事がありました。スマートフォンに届いた一枚の写真。枝に堂々と実った、立派な杏。「今年は3個しかならなかった(笑)」という一文とともに、当時とてもお世話になった高校時代の校長先生からのLINEメッセージでした。先生とは一年に一度、シュトーレンの時期にやり取りする手紙が、先生との大切な時間でした。ところがLINEでつながってから、庭に迷い込んだメジロの声、散歩中に出会ったゆるキャラ、ふと気になったニュースなど、改まった用件でもない何気ないひとことや写真が、日常の隙間に届くようになりました。忙しい合間にふっと手を止めて、画面を見る。それだけで、遠くにいる大切な人と、今この瞬間つながっている気がする。そんな感覚が、じわりとうれしいのです。
まるで宝物のような杏。少ないからこその価値がありそうですね、と返信を打ちながら、画面の向こうに先生の笑顔が浮かぶようでした。年に一度の手紙、ハガキ越しの文字の温かさも特別でしたが、こうしてゆるく日常の一コマを送り合えること自体が、実はとても豊かなことなのかもしれないと、この頃思います。
「ゆるい」というのは、「いい加減」ではなく、「力まなくていい」ということなのだと思います。特別な言葉でなくても、整った文章でなくても、ちょっと気にかけるひとことが、大切な関係をずっと支えてくれている。会いに行きたくても、なかなかそう簡単にはできない。そんな大切な人にも、気持ち一つで軽くつながれるのが、LINEのいいところです。しばらく連絡が途絶えていたあの人に、今日ふと「ひとこと」送ってみませんか。きっとそこから、また大切なつながりが、ゆるやかに動き始めます。
このたびパン工房ハローエレファンの公式LINEをスタートしました。お休みのご連絡やパンのご予約など、気軽にご活用いただける窓口として、ぜひお友達登録をお待ちしております。そしてこの季節といえば、今年も夏のシュトーレンのご案内が始まります。この時期限定のささやかなお楽しみ。ぜひ用途に合わせてご予約ください。もちろんLINEでのご予約もOKです!
