「日に日に体が弱ってゆくのを感じる」
そんな言葉が口癖のようになってきた80歳を超えたお客様がいらっしゃる。息子夫婦と一緒に暮らしておられたが、お嫁さんの方が先に入院されてしまった。玄関先の落ち葉を気にされながら、パンを買いに来られる。
最近は孫とひ孫に囲まれながら、笑顔になられることが多くなった。その話ぶりから体力の衰えを超えた力にみなぎるのを感じ取れ、こちらも元気にさせられる。
「親子三代」と言われるが、この大家族制度が世界一の長い弥生時代を作り上げ、日本の三世代の多い北陸地方の「学力」の高さの一因にもなっているそうだ。
私も正月はじめには、千葉に住む子や孫に会いにいきたいと思っている。そして笑顔でパンのお客さんと話の輪を広げてゆこう。
