
母が、1月に介護施設に入居しました。
母は今年83歳になり、
軽度ですが痴呆症を発症してい ます。
家にいるとき症状は、それほどでもないと思っていたのですが、
施設に入って進行度合いを改めて知ったという感じです。
母からは、毎日のように携帯に電話がかかってきます。
何度も同じことを聞いてきて、同じようなことを話します。
ただ耳が悪いのと認知症のせいで、
私が話した言葉がうまく聞き取れません。
電話をしていても会話にならないので、
ひとりごとを言ってるのと同じです。
母も張りあいがないように思うのですが、
それでも電話はかかってきます。
そしていつも最後は、 過去の後悔や恨み言で終わり。
正直、聞いていてこちらもへこみます。
ただ毎回、聞いていて思うのは「母は寂しいんだろうなぁ」ということ。
コロナで面会者もなく、新しい環境で友達も出来ず
ストレスも溜まっているんだろうなぁと思います。
北海道なので気軽に行くわけにもいかず、可哀想ですが、
今の私がしてあげられることは、
定期的に手紙や本や食べ物を送ることと
激しく泣いたり、怒ったりしながら話す母の電話を、
私からは決して切らずに、母が納得するまで聞いてあげること。かなと思っています。
もしこれを親孝行と呼べるなら、
こんな自分なりの親孝行しかできない無力さを感じつつ、
この気持ちが少しでも母に伝わればと祈る思いで、
今日もまた話を聞いています。
