街のあちこちでイルミネーションが灯りはじめ、夕暮れがぐっと早くなりました。一年が終わりに近づくこの季節は、どうしても気持ちが忙しくなりがち。どこかで“深呼吸したいな”と思う瞬間も増えていくものです。そんな中、SNSで流れてきた投稿を見て思わず心がほぐれたので、ちょっとだけ紹介させて下さい。それは“対義語大喜利”という言葉遊びです。ある言葉に対して“反対っぽい言葉”を考えるのですが、本来の意味にこだわらず、「え、そこが反対なの!?」とツッコミたくなるような自由な発想で楽しむのがポイントです。私がつい笑ってしまったのが、、、
「やせ我慢」→「デブ大暴れ」
「眠れる森の美女」→「起きろ道端のブス」
「プラダを着た悪魔」→「しまむらを脱いだ天使」
面白いことを考える人がいるものです。まだまだ続きます。
「お母さんと一緒」→「お父さんと別居」
「白い恋人」→「黒い浮気相手」
「いないいないばあ」→「いつまでもいるじい」
ちょっとやり過ぎですかね(汗)。失礼しました。
対義語の大喜利は、ただ反対の言葉を並べて笑うだけの言葉遊びのようですが、見方を変えると“世界を逆側から眺める”小さな練習なのかもしれません。一年を振り返る12月は、つい“できたこと、できなかったこと”と点数をつけてしまいがちです。でも、あえて視点の向きをちょっとひっくり返してみたらどうでしょう。できなかったことは、「今年の失敗」ではなく「来年の楽しみ」。うまくいかなかった事は、「間違った選択」ではなく「方向を転換の為のきっかけ」。落ち込んだ日は、「心が沈んでいる日」ではなく「静かに浮き上がる準備の日」。このように、視点の向きをくるっと反対側に回してみるだけで、同じ出来事がこんなにも違って見える。そう思うと対義語大喜利は、世界を裏側からそっと照らす“心の柔軟体操”なのかもしれません。
ちょっと調子に乗って、パン屋版の対義語大喜利もつくってみました。
「焼き立てパン」→「とうに冷えたご飯」
「移動のパン屋」→「不動の小麦畑」
「ハローエレファン」→「バイバイキリン」
なんだか、うまいのかうまくないのかわかりませんが(笑)、こうして言葉を裏返してみるだけで、脳のストレッチになるものですね。
一年を終えるこの時期は、胸の中にいろいろな思いが降り積もるものです。楽しかった日も、涙が出そうだった日も、なんとなくうまくいかないまま流れていった日もあった事でしょう。でも、もしその出来事をそっと逆側から照らしてみたら?あの時の痛みは、誰かを思いやる優しさの深さになっていたり。あの日の不安は、今の強さを支えてくれる土台になっていたり。逆側から見てみると、過去の出来事が“すこしだけ違う色”で見えてくるものです。
さて残りわずかの2025年。いよいよラストスパートの時期です。12月は、パネトーネやシュトーレンのお届け、年末に向けたポイント3倍企画などの企画も続きます。忙しさの中にも、小さな出会いや「ありがとう」の声がたくさん散りばめられる季節。どうか心と体を大切にしながら、一緒にこの一年をあたたかく締めくくっていきましょう。
