
手に右利き、左利きがあるように、目にも利き目がある事をご存知でしょうか?
私たちは普段、両方の目で平等に見ているようでそうではなく、
気づかないうちに利き目を軸にピントを合わせ、
もう片方の目は利き目をサポートするように使っているそうです。
と言われても実感がわかないと思いますので、利き目を調べてみましょう。
まず、親指と人差し指でまるを作り、その中に何か目印となる物を収めます。
そして、まるの中の目印を見たまま、右目と左目を交互に閉じてみて下さい。
目印のズレがより少なかった方の目が、あなたの『利き目』になります。
利き目は、知らず知らずの内に負荷が大きくなるため、より疲れやすくなります。
ですから本当は、意識的にケアをしてあげるほうが良いそうです。
また、時には利き目を閉じて、利き目ではない方の目で遠くと近くを見る
トレーニングなどをしてバランスを取っていくことも効果的とも言われます。
今日は目のケアについて、もう少し詳しくみていきましょう。
1日15000回、まばたきの力

私達が毎日、自然に行っている目のケアの一つが『まばたき』です。
平均的に1分あたり、15〜20回程度、
1日にすると15000回以上のまばたきをしています。
まばたきは、まぶたにある筋肉の収縮によって行われ、
この運動によって涙腺から出ている涙が目の表面に運ばれることで、
目に涙の薄い膜を作り出します。
この薄い膜は目を乾燥から守る重要な役割を果たしています。
ただし何かに集中しているとまばたきの回数が減ります。
例えば読書で通常の半分程度、
パソコンやスマホなどを注視している時は4分の1にまで減少します。
知らないうちに行われていた目のケアが、知らないうちに疎かになってしまうのです。
さらに、至近距離のでの長時間の目の酷使は、
ピントを調整する毛様体筋が緊張し続け疲労が蓄積します。
その結果、現代人の多くは、日常的に目の疲れを感じており、
これらのダメージや疲れを放置すると、視力低下やドライアイ、
慢性的な眼精疲労につながってくるのです。
意識で変わる目のケア

ではどんな対策が有効でしょうか?
まずパソコン、スマホ、テレビ、読書など、目を酷使する時は、
意識的にまばたきの回数を増やしてみましょう。
それだけでも、目の疲れがだいぶ違ってくるはずです。
次に、少なくても1時間に5分程度の休憩をとり、目を閉じて休めるように心がける事。
1時間マラソンしたら嫌でも休憩したくなると思いますが、
大事な目の疲れに関しては休憩を疎かにしがち。
こういう日々の小さなケアが、積み重なると大きく差がつきます。
次に目のストレッチ。
目や目の周辺には7つの筋肉が関係し、目の働きを支えています。
眼球の上下左右の運動で目を支える筋肉をほぐし、
遠くと近くを交互に見る事でピントを調整する筋肉もほぐしていきましょう。
また閉じために手を当てるパームアイも有効です。
手のひらを擦って少し温めてから、両目を隠すようにそっと覆って下さい。
手の熱が目に伝わって筋肉を緩めたり血行を良くしてくれます。
余裕があれば、目の周りの指圧(ツボ押し)も手軽にできる方法です。
目の周りにはツボがたくさんあります。
目頭の少し内側の窪みや、眉の付け根も、そして真ん中もツボです。
その近くを揉むだけでも気持ちが良いはずです。
そして最後に、目の健康の為の栄養素を補給しましょう。
よく知られている所ではブルーベリー等の紫色の果実などに多く含まれる「アントシアニン」、
ほうれん草やケールなどの緑の野菜に多く含まれる「ルテイン」、
いくらやサケ、エビなどに含まれる赤色の色素、
抗酸化力の高い「アスタキサンチン」などが、眼精疲労の回復を助けてくれます。
他にも目薬などを上手に活用することも補助手段として有効ですね。
人生のQOLを守ろう

目は脳の出張所とも言われるくらい大切な感覚器官です。
脳に送られる情報の8割以上が目から入ってくるとも言われます。
それだけに、目に不調が出た時のダメージは大きいですよね。
世の中には私達がまだ見ていない美しい物ががたくさんあるはず。
日々の地道なケアで人生の生活の質(QOL)を守っていきましょう。
〜元気村通信107号より〜
