
こんにちは。
湘南元気村のヘルスアドバイザー楠です。
日が暮れるのが早くなり、冷たい風が肌に染み入る季節となりました。
体調を崩しやすい季節の変わり目でもありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
最近はどこに行っても消毒と検温が必須ですし、手洗い習慣も合わさって、
自然と色々な予防ができているのかもしれませんね。
気を抜かずに元気に今年を走り抜けていきたいものです。
検温の話が出ましたが、今日はそんな体温についてのお話です。
変化を測る為の検温

以前に比べ、体温を測る機会が多くなった昨今。
以前は脇に挟んで計測する体温計がメジャーでしたが、
最近はおでこにピッで手軽に測れる、
非接触型の計測が圧倒的に多くなりましたね。
触りもせずに、あんな一瞬で本当に体温がわかるの?という話ですが、
仕組みとしては、体から発する赤外線を計測して体温を割り出しています。
大気の影響を受けやすい為、測定するごとに多少の誤差が出る事もありますが、
手軽に瞬時に測れるというメリットのほうが大きく、様々な場所で重宝されていますね。
体温を正確に測るという事に関して言えば、非接触型に限らず、
実測式であっても測り方、測る部位、測る時の外気温などで、
計測される体温は微妙に変化する為、難しい所でもあります。
また人の体温は常に変動しており、傾向として午前中は低めに始まり、
午後にかけて上がっていき、夕方にはまた下がるという様に、
一日の中でも0.5〜0.8度ほど変動があります。
また年齢によっても、若い頃は比較的体温が高めで
50歳を超えてくると徐々に平均体温が落ちていくと言われており、
更に女性に至っては女性ホルモンの周期で体温が変わります。
なので正確に測る事ももちろんですが、
「変化を測る」という意識がより大切です。
その為には自身の平均体温を把握しておく事。
日々の同じタイミングで同じ計測の仕方で測った体温の平均が、
その時間帯の自分の平均体温になります。
平均体温を把握しておくことで、「比較」が出来るので、
体温で自分の現状を把握できるようになります。
そして同時に、この平均体温が自分の健康のバロメーターでもあります。
免疫細胞が正常に働ける体温は36.5℃。
そこから1℃上がると免疫力が最大5〜6倍上がり、
逆に1℃下がると、免疫力も30%下がると言われています。
風邪をひくと熱が上がるのは、体が免疫力を上げて対抗しているからでもあるのです。
とはいえ、最近は平均体温が36℃を切ってしまう人も増えています。
健康のためには、免疫力を上げていく事、つまり平均体温を上げていく生活が大事です。
平均体温の上げ方

平均体温を上げる為には、体が熱を生み出す状況を作るという事が大切です。
体内で一番熱を生み出す場所が筋肉。
女性の方に冷え症が多いのは男性に比べて筋肉量が少ないからです。
また低体温の原因の9割が運動不足などによる筋肉量の低下にあると言われています。
なので、継続的な運動習慣で筋肉を常に活躍させてあげる事、
そして筋肉量を増やしていく事が大切です。
20分程度のウォーキングやストレッチ、体操など、
自分のできる範囲の運動を生活に取り入れるだけで、
筋肉量だけでなく血液の循環も良くなるので、
冷え症対策にもってこいです。
また下半身に筋肉が多く集中しているので、
スクワットなどの足腰を鍛える運動はより効果的です。
次に体をしっかりと温める事。
一番手軽にできる方法がお風呂にゆっくり入る事です。
湯船にしっかりつかって汗をしっかりかいてください。
胸から下を湯船につかる半身浴も、血行が良くなるのでお勧めですが、
上半身が冷えないよう浴室を温めて置きましょう。
体の深部から温める事が大事なので、10~15分程度、
半身浴の場合は20~30分程度ゆっくりつかれる温度で入りましょう。
寒い季節を温かく。
小さな努力と意識の積み重ねで自分の平均体温をじっくりと上げていきながら、
体の芯から温かい冬を過ごせると良いですね。

〜元気村通信87号より〜
