ストレスとの付き合い方【元気村通信91号】

ストレス社会とも言われる現代。
さまざまな統計を見ても半数以上の方が
疲れやストレスを日常的に感じているそうです。

皆さんはどうでしょう?
家族やご近所、職場などの人間関係の悩みだったり、
仕事や家事からくるストレスもあるでしょう。

自分の将来や経済的な不安だったり、
最近ではコロナで外出が思うようにできな事とへの鬱憤も多いかもしれません。

このように考えてみると、ストレスという言葉からは
ネガティブなイメージがわくと思います。
でもストレスが何もない人生が幸せな人生といえるでしょうか?
今日はそんなストレスについてのお話です。

 ストレスって本当に悪者?

こんなケースを考えてみましょう。
「大変なこともあるけれど、自分の実力を活かしやり遂げていく達成感がある仕事」と、
「誰にでもできる仕事を機械的にこなしてそこそこの生活が送れる仕事」。

どちらがストレスが多いかといえば当然前者ですが、
ストレスが少ない後者の方がより幸せといえるでしょうか?
満足度、充実感を考えると、前者の方がやりがいがありそうだと思いませんか?

私たちの心や体への適度な負荷は、乗り越えた時に達成感をもたらしてくれます。
つまり、ストレスは達成感を感じさせてくれる人生のスパイスでもあります。
ストレスが何もない人生は、味付けを忘れた料理のように、味気ない人生になってしまうでしょう。

とは言っても現実的にストレスが多いと、しんどいのもまた事実です。
これはストレス自体が悪いというよりは、
ストレスと休息のバランスが崩れて、
過度なストレスがかかっている事に問題があると考えられます。
大事なのはいかにストレスと休息のバランスを上手にとって、
ストレスをコントロールしていくかにあります。

筋肉も曲げる時は緊張し張り詰める事で力を出し、
戻す時は解放し伸ばしていきます。
血液もグッと心臓を縮こませて動脈から血液を送り出し、
静脈から戻ってくる時には心臓の緊張を解放して緩ませます。

そう考えていくと、色々な事がストレスとリラックス、
緊張と弛緩のバランスをとりながら成り立っている事がわかります。
もし心臓が、ストレスなんて嫌だ!と言って収縮をやめてしまったら?
また、頑張りすぎて収縮だけし続けたら?
どちらにしても大変な事になってしまいますよね?

ストレスが溜まりすぎるまえに、適度な休養で体を休めて回復させる。
この循環がバランス良く回る時に生活が充実し、日々の満足度が高まります。
休養を積極的に上手に取る事で、
ストレスを「人生の質を高めるハードル」というような
ポジティブなものに変えていく事ができるのです。

 休養を上手に取る事でストレスケア

休養の休は体を休めること。
一番のメインは睡眠です。

人は人生のの3分の1〜4分の1を寝て過ごします。
それほど体の休息の為に睡眠時間が重要だという事。
気持ちが憂鬱な時はしのごの言わずに、寝てから考え直しましょう。
意外とすっきりしちゃう事に驚くと思います。
また体を温めることも効果的。
特に入浴はリラックス効果が高く、ストレスも洗い流してくれます。

休養の養は心の休息です。
自分の好きな事に没頭したり、
気分転換に散歩したり自然の中に入ってみたり美味しいものを食べたり。
体と心の両面のリラックスを意識してストレスとのバランスをとっていきましょう。

またリラックスに必要な抑制系の神経伝達物質成分でGABAというアミノ酸があります。
気持ちを落ち着かせる時に脳内で働く成分です。
GABAは睡眠中に体内で合成されますが、
睡眠不足や過度なストレスで合成と消費のバランスが崩れると
GABAが不足しリラックスしにくくなります。

そういう時は、意図的に食品から摂取し補ってあげる事も有効です。
天然アミノ酸の一種なので、発芽玄米や乳酸菌発酵食品、野菜などにも含まれています。
1日に30〜100mgを目安に摂取すると、
血圧を抑えたり、ストレス緩和、リラックス効果、睡眠の質の向上
などの効果が得られるとされています。

ストレスと上手に付き合って、日々の人生の質、充実度を上げていきましょう。

〜元気村通信91号より〜