元気村通信

地球温暖化の今【元気村通信84号】

こんにちは。
湘南元気村のヘルスアドバイザー楠です。

暑かったり涼しかったり、
ギラギラの陽射しだったり、
連日の雨続きだったりで、
今年の夏はどうも首をかしげたくなる陽気が続いていますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

天候の不安定さも心配ですが、
年々ひどくなる酷暑や大雨や大型台風まで。
今日は少し広い視野で、地球の健康について考えていきましょう。

 地球温暖化の現実

最近、毎年のように、
夏になると去年はこんなに暑かったかな・・・と思いませんか?
私も個人的に夏はすごく好きな季節、自称夏男!なのですが、
最近の酷暑は流石に堪えます。(夏男辞めようかな・・・)

実際、観測史上最高気温更新が毎年のように出ており、
熱中症による死亡者数も年々増加している状況。

そして、これは日本だけの問題ではなく、
世界各地で気温上昇が起こっており、
それによって、水害、森林火災、ハリケーン、干ばつの長期化、
海面水位の上昇、生態系の変化など、
様々な影響が出てきているのが現実です。

これはもう個人ではもちろん、
国でさえ単独でどうこうできる問題ではなく、
地球全体の問題ですから、
構成員全員が同じ方向を向いて、
解決方法を議論していくしかありません。

様々な問題提起がなされる中、
世界全体で地球の気候変動に対して向き合っていこうという動きが
1988年頃に本格的に始まりました。

今では195カ国、地域が参加して、
科学的な側面から様々な検討が行われています。

調べれば調べるほど、明らかになるのは
「このままだと、地球は本当にやばい!」
という事。

産業革命以降、すでに地球の平均気温は
1.1℃上昇しているそうですが、
たった1.1℃で今の状況です。

もしこのまま何の対策もうたなければ今世紀末には
最大で4.8℃上がる可能性があるとの事。

そうなれば、人類への影響は世界大戦レベルを越えると言われています。
そうなってからではもう、取り返しがつきません。

たった1℃でも、私達の体温で考えれば、
36.5℃の人が、今現在37.6℃の微熱。
あちこち体調不良が出始めていて、
このまま放っておけば、41℃を越える・・・というのが、
現在の地球の健康状態です。危険ですね。

 世界での取り組み

そのような調査結果を基に採択されたのが2015年のパリ協定です。
そこで決まった世界共通の長期目標が


「産業革命以降の世界の気温上昇を2℃より十分低く抑えよう
(できれば、1.5℃以下に抑えよう)。
その為に21世紀後半に人間による温室効果ガスの実質的排出量を0にしよう」
というものです。

これって、サラッと言っちゃっていますが、
ものすごくチャレンジングな目標です。

普通に取り組んだら、
頑張っても2℃に抑えることすら難しいと言われています。
ですが、まずこのような世界的な数値目標が設定されたということ、
そして先進国、途上国を問わず、
それぞれの事情に合わせて取り組む全体参加型の枠組みになったという事が
大きな一歩。

後は目標達成に向けた丁寧な取り組みの積み重ねだけでなく、
強力な技術開発やイノベーションの力を引き出していくべきと言われています。

目の前のやれる事から 

そこで始まった取り組みが
「COOL CHOICE」という運動です。

一人ひとりが普段の生活の中で、
脱炭素社会づくりに貢献する
「賢い選択」をしていこうというもので、

1,使うものを変える(LED照明、エコカー、省エネ製品)
2,エコなサービスの利用(公共交通機関利用、再生可能エネルギーの利用、宅配便再配達防止)
3,ライフスタイルの選択(クールビズ、ウォームビズ、エコバック、マイボトル)などが
奨励されています。

私達が健康に毎日を過ごす事と、
この地球が健康でいてくれる事。

大きさの違う話ではありますが、
どちらがかけても私達の生活は崩れていきます。

今私一人ができることは小さいことかもしれませんが、
その小さい努力の積み上げこそが大きな結果に繋がって行くと信じて、
地球の健康を皆で守っていきましょう。