さとうさんの独り言

【販売員の独り言】

私の父は84歳。
お陰様で82歳になる母親共に健在です。

父は家族の為に額に汗して働いてくれました。
母いわく仕事は真面目に行っていたが、
競馬が好きで借金も随分こしらえた父でした。

私が物心ついた頃には毎晩の様に
両親は大声で喧嘩していました。
怒鳴るだけでなく、時には母に暴力を振っていました。

私は、そんな父が嫌でたまりませんでした。
こんな人間にはなりたくないと
私の人格形成に少なからず影響を与えてくれたと思います。
反面教師ですね。

でも私も成人し、
父とゆっくり話す機会があり、
父親も一人の人間であり、
自分の人生を悩みながら一生懸命生きてきたんだと知りました。

子供の時は、恐れや憎しみの対象でしかなかった父でしたが、
今では育ててくれたことに感謝しています。

そんな父が先日、大腸ガンになったと知らされました。

ステージ4だそうで全身に転移しており、
余命半年ということです。
生命あるもの誰もが通過しなければならない「死」に直面し、
動揺し、抗っている父がいます。

私はそんな父に何をしてあげることができるのか考えてます。
まずはコロナで控えていた帰省を解禁し、
温泉にでも連れて行こうかな。

残された時間はきっと長くないだろうから、
大切な親子の時を過ごせればいいな。